イチョウの栽培用の品種としては「金兵衛」「久寿」「藤九郎」の3種類が中心になっています。「久寿」の枝変わりである嶺南を中心とする大分県や、消費ニーズに合わせた大粒型の「喜平」などの導入を進めている地域もあります。
現在ギンナンは殻果あるいは剥き実として流通し、その胚乳部すなわり種子そのものを各種料理の具として利用する場合が多くなっています。
イチョウの既存品種の殻果および胚乳の大きさとその歩留りはそれぞれ個別に違います。イチョウの種子の利用としては、粉末などにしてお菓子やめん類とするものがありますが、それらは地域の特産品として生産される特産ギンナンを利用していることがほとんどです。
今後の生産量増加と消費拡大を考えるとき、品種ごとの加工特性などを明らかにすることが課題です。
